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環境への取り組み

多摩川精機は、「自然と環境に調和した事業活動・地域社会と協調した環境改善活動・利害関係者に安心していただける事業活動」を目指し、ISO 14001を通じた環境保全活動を推進します。

環境方針・目標 環境マネジメント 地球温暖化防止の取り組み

環境汚染防止の取り組み 地域社会での環境活動

環境方針・目標

環境方針

「一人ひとりが豊かな環境を守る」

  1. 事業活動および製品・サービスのライフサイクルにおいて、温室効果ガスの排出を減らし、資源を有効活用してカーボンニュートラルを達成します。
  2. 次世代の技術に挑戦し環境課題を解決します。
  3. 環境法規制を守り、化学物質の影響を抑え、生態系および生物多様性を保護します。
  4. 継続的な改善により、環境パフォーマンスを向上させます。
  5. 他の企業・団体と連携し、持続可能な地域づくりに貢献します。

2023年2月16日
多摩川精機株式会社
代表取締役社長 松尾 忠則

カーボンニュートラルへの取り組み

カーボンニュートラルを実現するための行動目標

  1. カーボンニュートラルに向けた新技術の導入などにより、環境負荷の少ない製品・工程設計を実現します。
  2. 再生可能エネルギー設備の導入などにより、カーボンニュートラルを達成します。
  3. 二酸化炭素排出量削減に寄与する業務の合理化と効率化を推進します。



環境マネジメント

環境マネジメントシステム

多摩川精機は、ISO14001に基づき環境マネジメントシステムを構築し、全社一体となって環境改善活動を進めています。
環境マネジメントシステムでは、実行責任者が中心となり環境目標を設定し、環境委員会にて達成状況の確認や環境課題を共有し、課題解決のための活動を推進しています。内部環境監査チームは、年に1回内部監査を行い、環境マネジメントシステムの適合性と有効性を評価し、環境活動の改善に貢献しています。

環境マネジメント体制

ISO14001 認証

多摩川精機では、ISO14001の取り組みを通して環境法規制を順守し、環境負荷を低減するため、国内生産拠点の3事業所と5工場、グループ会社1工場でISO14001の外部認証を取得しています。
年に1回 ISO14001の外部認証機関による監査を受審し、環境マネジメントシステムが有効に機能していることを確認しています。

ISO14001外部審査の様子(第二事業所)

ISO14001外部審査の様子(福地第二工場)

ISO14001 認証取得情報

適用規格 ISO 14001:2015/JIS Q 14001:2015
審査登録機関 ビューローベリタスジャパン株式会社
登録番号 4707964
初回認証年月日 1998年10月12日
認証年月日 2023年10月18日
有効年月日 2025年10月11日

ISO14001 適用範囲

<活動、製品及びサービス>

工作機械、特殊電動機、計測器、自動制御装置の設計、開発及び製造。
試薬、化成品、臨床検査薬及びそれらの原料の設計、開発及び製造。

適用事業所名 所在地
多摩川精機株式会社 本社
多摩川精機株式会社 第1事業所
多摩川マイクロテップ株式会社
多摩川エアロシステムズ株式会社
多摩川パーツマニュファクチャリング株式会社
多摩川ロジステックス株式会社
多摩川テクノクリエイション株式会社
長野県飯田市大休1879番地
多摩川パーツマニュファクチャリング株式会社 本社工場 長野県飯田市松尾明7584-1
多摩川精機株式会社 第二事業所
多摩川マイクロテップ株式会社
多摩川ロジステックス株式会社
長野県飯田市毛賀1020番地
多摩川精機株式会社 第三事業所 長野県下伊那郡松川町元大島3174-22番地
多摩川モータトロニックス株式会社 長野県下伊那郡松川町元大島3176-25番地
多摩川精機株式会社 八戸第一工場
多摩川ハイテック株式会社 本社工場
青森県八戸市北インター工業団地1-3-47
多摩川精機株式会社 八戸第二工場
多摩川モバイル電装株式会社 八戸工場
青森県八戸市北インター工業団地1-147番地
多摩川精機株式会社 福地第一工場
多摩川ハイテック株式会社 福地第一工場
株式会社ミナミ 福地第一工場
青森県三戸郡南部町大字法師岡字勘右衛門山1-1
多摩川精機株式会社 福地第二工場
多摩川ハイテック株式会社 福地第二工場 
多摩川ロジステックス株式会社
青森県三戸郡南部町大字法師岡字仁右エ門山3-23
多摩川精機株式会社 三沢工場
多摩川モバイル電装株式会社 本社工場
青森県三沢市大津2丁目100-1

緊急事態対応訓練

環境汚染を未然に防ぐため、各工場において緊急事態を想定した緊急事態対応手順書を作成し、年に1回の頻度で緊急事態対応訓練を実施しています。万が一の緊急事態に備えて対策を準備しています。

緊急事態対応訓練の様子(本社・第一事業所)

緊急事態対応訓練の様子(本社・第一事業所)


地球温暖化防止の取り組み

製品における環境への取り組み

ACサーボモータ「TBL-i6αシリーズ」は、製品の構造を見直したことにより、従来製品より小型化・軽量化を実現しました。ACサーボモータを構成する各原材料の重量を削減することで、従来の製品(TBL-iⅡシリーズ)よりCO2の排出量を削減しました。

製品を詳しく見る ≫

CO2 排出量の推移

多摩川精機では、カーボンニュートラル実現に向けて事業活動にともなうエネルギー総使用量とCO2排出量を算出し、その削減活動を推進しています。

エネルギー総使用量※1

※1 多摩川精機が使用したエネルギー(燃料・電気)の総量です。

Scope 1※2

※2 Scope 1とは、多摩川精機が使用した燃料の燃焼由来のCO2排出量です。

Scope 2※3

※3 Scope 2とは、多摩川精機が使用した電気由来のCO2排出量です。

・Scope 1 : 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
・Scope 2 : 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
・Scope 3 : Scope 1、Scope 2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)


環境汚染防止の取り組み

順法確認、省エネパトロール

環境部門と工場管理部門は、環境汚染を未然に防ぐため定期的に工場内を巡回し、環境法規制の順守状況を確認しています。また、事業所内のエネルギー管理を目的に省エネパトロールを不定期で実施しています。

第三事業所の廃棄物置き場の順法確認の様子

省エネパトロールの様子(第三事業所)


地域社会での環境活動

清掃活動

● 環境美化キャンペーン「天竜川水系環境ピクニック」に参加

2024年5月18日、公益財団法人 長野県産業振興機構が主催する環境美化のキャンペーンである「天竜川水系環境ピクニック」に参加しました。天竜川水系環境ピクニックは、ゴミの分別の意義や大切さを考えるとともに長野県の南部を流れる天竜川の現状を体感し循環型社会を目指すイベントです。
多摩川精機グループからは、家族連れも含め436名が参加し、天竜川支流沿いのゴミ拾いや事業所周辺の美化活動を行いました。


● 環境ボランティア「馬淵川クリーン作戦」に参加

2024年5月25日、青森県南部環境ボランティア「馬淵川クリーン作戦」に参加しました。馬淵川クリーン作戦は、「青森県南部を流れる馬淵川をきれいにし、きれいな水と美しい自然に恵まれた地域を子孫に残す」を目的に、毎年地元の「馬淵川を愛する会」主催のもと、自治体関係機関、周辺企業などの協力により催されています。
多摩川精機グループからは33名が参加し、地元の方たちと協力して馬淵川沿いを歩きながらごみを拾い、周辺地域の美化活動を行いました。


●「八戸ハイテクパーク クリーン作戦」に参加

2024年7月18日、青森県八戸市の八戸第一工場と八戸第二工場が立地する八戸ハイテクパークを清掃する「八戸ハイテクパーククリーン作戦」に参加しました。この活動は、八戸ハイテクパークの管理会社である株式会社八戸インテリジェントプラザ様の主催で、当パーク内の各企業様とともに環境 美化活動を行うことと、相互の交流を目的として開催されており、2000年より参加しています。多摩川精機グループの社員約50名が参加し、敷地内のゴミ拾いとともに遊歩道の整備や高枝切りを行いました。

地域活動

● 「南信州環境メッセ2023」に出展

2023年10月28日、29日の2日間、長野県飯田市のエス・バードで開催された「南信州環境メッセ2023」に出展しました。
多摩川精機は、車載用のレゾルバや航空機電装品などゼロカーボンに貢献する製品を展示し、多くの方にご来場いただきました。


●「環境一斉行動週間」へ参加

多摩川精機は、飯田下伊那地域の行政と地元企業からなる「地域ぐるみISO研究会」という団体に所属し、地域と協力して環境活動に取り組んでいます。2023年12月に、研究会が主催する「環境一斉行動週間」に参加しました。この取り組みは、個人で簡単に実践できる活動を通して、家庭からの二酸化炭素排出量の削減と環境意識と健康意識を高めることを目的としています。今回のテーマは、「エコドライブの実践」「からだを動かそう」「家電の冬支度」でした。445名の社員が参加し、省エネと健康づくりに取り組みました。


● 竹林整備作業を実施

2023年11月19日、本社・第一事業所(長野県飯田市)の近くを流れる円悟沢流域の竹林整備に参加しました。
この地域では放置された竹林により河川機能や交通機能が妨げられて問題となっていました。
地区の青壮年会と一緒に放置されていた竹林を伐採し、運び出して棚を作り整備しました。