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ロータリーエンコーダ | 概要・技術解説

ロータリエンコーダは、回転数・回転角度・回転位置を計測するセンサです。 エンコーダは今やFA分野から計測、OA機器、そして、医療機器、航空、宇宙分野へと用途は拡大されています。 多摩川精機ではエンコーダの総称をFA-CODER(エフエーコーダ)として、小形から高分解能形まで各種シリーズを取揃え、あらゆるニーズにお答えします。

インクリメンタルエンコーダ

インクリメンタルエンコーダは、回転速度に比した周波数のパルスを発生します。工作機械、ロボット、計測機器にあるサーボモータの速度制御、位置制御、回転数表示、あるいはパルス発生器にも使います。光学式インクリメンタルエンコーダは図のように回転円盤、固定スリット、発光ダイオード、フォト・トランジスタなどで構成されます。固定スリットは、円盤のスリットに対して90°位相差ができるよう構成されています。
出力信号は90°位相差のA相とB相の2信号があり、これで回転方向を検出できます。原点信号であるZ相を出力するものもあります。インクリメンタル・エンコーダで位置制御を行うときは原点を示すZ信号を使用します。

◆インクリメンタルエンコーダの概略構造

インクリメンタル・エンコーダの概略構造

◆磁気式エンコーダの概略構造

アブソリュートエンコーダ

アブソリュートエンコーダは、回転角度の絶対値を出力するエンコーダです。工作機械、ロボットにあるサーボモータの位置制御に使われます。
 図に示すように、回転スリットが中心から同心円に並んでいます。スリットは内側から2パルス/回転の2進符号列なっています。マルチ・ターン・アブソリュート・エンコーダは1回転を超えた回転量を記憶しています。

◆アブソリュートエンコーダの概略構造

アブソリュートエンコーダの概略構造  


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