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角度校正事業

※以下は、過去の角度校正事業の内容です。

角度校正事業のご案内

2008年12月、当校正事業所は国際認定規格:ISO17025を取得し、民間企業として初めてJCSS(計量法校正事業者登録制度)の角度校正事業者に登録認定されました。

当校正事業所は創業以来、各種高精度角度センサの精度向上に挑み製品化を成しとげてきました。これらの製品開発には角度基準となる設備が不可欠であり、独自に角度校正装置を開発し社内校正用として用いてきました。

この度の認定により、当社角度校正装置の日本の角度標準に対するトレサビリティが証明され、広く一般の方からの角度校正依頼を承ることが可能になりました。本事業は角度の計量対象を厳密に校正し、国家基準にトレーサブルで国際的に有効な校正証明書を発行するものです。

角度校正事業とは、登録された手順に基づき角度の計量対象を厳密に校正し、国家標準にトレーサブルで全世界に有効な校正証明書の発行を行うものです。日本の角度標準は世界トップレベルのものであり、茨城県つくば市の産業総合研究所にある特定標準器を基準としています。当校正事業所の角度校正装置は、この特定標準器に直接トレーサブルな位置づけとなります。

角度校正装置の回転軸に、モータや制御システムに用いられるロータリーエンコーダやレゾルバなどの角度センサを取付け、一定速度で回転させながら校正を行います。位相差時間変換法と等分割平均法と呼ばれる原理を用い、測定分解能0.001秒、測定の拡張不確かさ(σ=2)0.062秒の高精度にて校正する能力があります。(角度0.001秒とは、1回転の角度360°を10億分割した角度であり、月の上に立つ人の背丈を地球から見た時の仰角に相当する超高精度なものです。)

JCSSによる認証は、一般的に国内が校正対象範囲となりますが、当校正事業所は全世界に向けて角度センサを供給する企業として、国際相互認証(MRA)に基づく認定も取得しており、国外からの校正依頼にもお応えする体制を整えております。

JCSSについて

当校正事業所は、認定基準としてJISQ17025(ISO/IEC 17025)を用い、認定スキームをISO/IEC17011に従って運営されているJCSSの下で認定されています。JCSSを運営している認定機関(IAJapan)はアジア太平洋試験所認定協力機構(APLAC)及び国際試験所認定協力機構(ILAC)の相互認証に署名しています。
当校正事業所は、国際MRA対応JCSS認定事業者です。JCSS0227は当校正事業所の認定番号です。

角度校正業務に関して

高精度角度センサの校正を承ります

お客様の角度校正装置に高精度な角度センサをご使用の場合、当校正事業所で校正後、JCSSマーク入りの証明書を発行いたします。

当校正事業所の角度校正装置は、日本の角度の標準体系にトレーサブルなものであり、本校正証明書は、国家標準に基づいた角度校正装置による校正であることを証明できます。
校正の際は、事前に対象の角度センサが校正可能かどうかご確認と条件に基づいたお見積もりをさせていただきます。

校正証明書付き角度センサの応用方法

  1. 角度校正装置の基準センサとして使用できます。
  2. 角度校正装置に取付け、装置の校正ができます。
  3. システムに組み込んだ後に、校正値に基づく精度補正を行うことができます。

角度センサへ国家標準につながる校正証明書を添付して販売致します

角度センサに校正証明書を添付して販売することが可能となります。

国際相互認証(MRA)も取得しました

校正及び校正証明書を添付したセンサの販売は全世界に有効です。

校正装置及び校正対象角度センサ仕様

外形が大きく軸の起動トルクも大きな測定対象物も、安定した等速回転により高精度に校正が可能です。取付け治具寸法図に基づき、ジグ1、2をご用意下さい。尚、汎用的なRON905用治具等の準備は不要です。ご相談ください。また、カップリングもK15の場合は準備不要です。

校正作業と校正証明書の概要

校正作業は取付け治具を介して軸をゆっくり回転させながら行われます。取付けのミスアライメント、カップリングの影響度を考慮するため、取付け場所を変えて(6箇所)複数回測定を行います。校正証明書では、これらの平均偏差を角度センサの偏差として、各ポイントの測定結果を表及びグラフにて示します。また、測定の不確かさを数値にて表現し、校正結果に含まれる曖昧さを定義いたします。