スペースデブリ低減に向けた実証用装置 「HORN」 に 多摩川精機のモータが搭載

2026年8月3日

株式会社BULL(本社:栃木県宇都宮市、代表取締役社長:宇梶 恭士)の実証衛星で、当社のステップモータも搭載されている「HORN-L」、「HORN-R」の2機が、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のH3ロケット6号機により6月12日に打ち上げられました。

BULL社の「HORN(Hurtling Orbit Normalizer)」は、軌道上で役割を終えたロケットや人工衛星を迅速且つ自律的に軌道離脱させるPMD(Post-Mission Disposal)装置です。宇宙空間で大型の膜を広げ、軌道上の大気による空気抵抗を増大させることで、人工衛星などの速度を落とすとともにその高度を下げ、大気圏へ突入させることで、スペースデブリ(宇宙ゴミ)化を防ぎます。

今回打ち上げた「HORN-L」、「HORN-R」には、それぞれサイズが異なる膜によるデブリ防止装置が搭載されており、展開動作や軌道降下性能に必要な要素技術を実証し、計画通りに自己伸展による膜展開が確認されました。

当社のステップモータは、本展開における冗長性を向上させる手段の一つとして搭載されています。

 

左上:搭載された当社のステップモータと同等品(□28×L35㎜)

左下:PMD装置「HORN」の展開イメージ(製品版として搭載した場合)※提供:株式会社BULL

右下:実証衛星「HORN-L」、「HORN-R」※提供:株式会社BULL

 

スペースデブリ低減に向けた実証用装置に当社のモータを搭載