今年3月に策定された「長野県航空・宇宙機器産業振興戦略」のキックオフイベントで、宇宙産業への挑戦機運を高めるための「信州エアロスペース・バレーフォーラム2026」が9月16日(水)に諏訪市で開かれ、当社の役員と理事が基調講演とパネルセッションで登壇しました。フォーラムには会場とオンラインで計約120人が参加しました。
基調講演は当社の嶽野雄二取締役本部長が「多摩川精機が切り拓くエアロスペース産業の未来」と題し、航空宇宙事業の実績や課題、地域連携の取り組みなどを紹介。近年の小型人工衛星向け製品開発の状況を交え、多くの挑戦を通じて航空宇宙開発における技術力を育んできたことを伝えました。また、宇宙事業の発展には評価試験や実証プログラムを含む産学官の連携が必須と位置付けました。
続くパネルセッションは「宇宙産業エコシステム形成に向けて」をテーマに行われました。産学官や研究機関の関係者がパネリストを務め、それぞれの立場から宇宙産業における役割や連携の可能性を議論しました。開発営業本部の小池弘晃理事は産学官連携に関し「まずは共通の目標を設定し、それに向けて(競合ではなく)協業し、役割分担して達成させるべき」と提言しました。
長野県の強みを活かした宇宙産業を展望する中では、県内に本社や拠点がある企業を軸とした宇宙サプライチェーンの構築や、「宇宙ロボット」分野をテーマとした連携、そして大学をベースとしたスタートアップ企業が生まれることへの期待などが話題に上がりました。
企業ブースもあり、当社は小型人工衛星の姿勢制御に用いるリアクションホイールをはじめ、宇宙用のレゾルバやステップモータなどを展示。企業PRとともに、他の出展社や来場者と情報を交わす機会になりました。
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