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多摩川精機労働組合結成70周年記念式典が開かれました

2025-06-13

多摩川精機労働組合の結成70周年記念式典が6月7日(土)、飯田市内で開かれました。組合員や来賓ら約300人が参加。人権要求や労働運動を含む結成70年の歩みを振り返りながら、働くことの意義や日々の暮らしについて思いを巡らせました。組合は1955(昭和30)年3月9日に結成されました。

和田孝宏執行委員長はあいさつで、対話やコミュニケーションの大切さを強調し「日々の暮らしのすべてが、誰かの仕事によって支えられている」と呼び掛けました。今後の組合活動に向けて「誰かの役に立ちたい、社会を少しでも良くしたいといった思いを胸に、心から『はいよろこんで』と胸を張って言い合える働き方を模索していきたい」と決意を語りました。

来賓祝辞で多摩川精機の松尾忠則社長は「労使が常に真面目に時々の課題に取り組んできたからこそ現在がある。今後も地に足を着け、多くの対話で知恵を出すことで、来たる難局を乗り越えていくことができる」と述べ、さらなる信頼関係の構築を期待しました。

式典では、年次ごとの時代背景や組合活動をまとめたスライドが上映されました。ゴルゴ松本氏による特別講演会「命の授業」や、お楽しみ抽選会もありました。事業所や工場がある青森地区でも8月に記念祝賀会を予定しています。

 

写真左上:和田執行委員長のあいさつ

写真右上:70年の歩みを振り返るスライドを上映

写真左下:組合員や来賓ら約300人が参加

写真右下:来賓であいさつする松尾社長