サーボ加速度計

サーボ加速度計

サーボ加速度計は、フレキシブルヒンジにより支持された振子を電気的バネにより、バランスさせており、高精度、高安定性が得られます。
また、小型化した電子回路を使用したことにより、小型・軽量、高信頼性を実現しました。

特徴

応用例

動作原理

入力軸に沿って加速度が加わるとフレキシブルヒンジで支えられた振子が偏位し、この偏位をピックオフで検出し、サーボアンプで増幅します。増幅された電流はトルカコイルに流れ、トルクが発生し、検出器の出力がゼロとなるように振子を偏位させ平衡します。このとき、トルクに流れる電流は加わった加速度に比例するのでこれを読み取り抵抗の両端電圧として計測します。

仕様

形式 TA7707
電源 ±12±0.6V DC(各50mA以下)
スケールファクタ 0.8mA/9.8m/s2±10%(0.8mA/G±10%)
バイアス ±0.196m/s2以下(±20mG以下)
バイアス再現性 ±9.8×10−3m/s2(±1mG)
クロスカップリング 0.5°以下
分解能 ±9.8×10−6m/s2(1×10-6G以上)
最大検出加速度 ±98m/s2以上(10G以上)
直線性誤差 ±0.05%F.S以下
質量 30g以下

構成図

構成図

外形図

外形図